通信制大学とは

在宅での学習が中心となるため学費が安いところが多い

通信制大学は、入学する大学の方針や学部学科、カリキュラムなどによりますが、教科書や通信教材などを使って在宅で学習するスタイルが採用されています。特に、文学部や心理学部、社会学部といった文系学部は、レポート提出やオンライン試験などで卒業に必要な単位の大半を取得することも可能です。一般的に、通信制大学の費用は、授業料やオンラインシステムの利用料などがありますが、四年間でストレートで卒業をする場合には、トータルで百万円未満に抑えることができます。なお、実習や演習、対面形式の講義の申し込みをする際は、その都度追加で授業料の支払いが必要となったり、宿泊費や交通費が発生したりすることもあるため気を付けましょう。

多くの大学では数か月に一度対面形式の授業も行われている

社会人の学生が多い通信制大学の中には、学生の学習意欲を高めるために、在宅での学習だけでなく、対面形式の授業を行っているところも少なくありません。こうした授業は、担当科目の教員に直接質問ができたり、幅広い年齢の学生と情報交換ができたりすることもあり、様々な立場の学生にとって絶好のチャンスとなっています。対面形式の授業の評判が良い通信制大学の中には、SNSや動画サイトなどを通じて、入学希望者に向けて実際の授業の様子を公開したり、教職員が相談に乗ったりしているところもあります。その他、学部によっては学位取得のために、所定回数の対面形式の授業への参加が必須条件となっているところもあるため、普段仕事をしている人はスケジュール調整をきちんと行うことが重要です。

英語の教員免許を通信教育で取得することは、それほど難しいことではありません。英語の教員免許を取得できる通信制大学に通うと良いでしょう。